目的と手段

ガソリン騒動もひと段落し、震災前に注文しておいた本が届いたのでここ数日で読んでみた。
マーケティング関連の本なんだけど、噛み砕いた内容で非常に分かりやすい良書。
その中で身につまされたのが
「目的と手段」
この2つの言葉のありかた。
ホント、自分も反省させられる部分もかなりあった。
目的とは 企業であれば「売上を上げて利益を出すこと」
その手段として、商品開発だったり、各種広告出稿、マーケティングなどがあるわけです。
しかしながら、ことIT関連や広告業界では
商品を売るという「目的」を果たすために有るべき「手段」が目的化されているということが良く見られる。
ただ闇雲に
「Twitterでキャンペーンをやりましょう!」
「Facebookでファンを増やしましょう!」
「売るためにはまず、ホームページですよ!」
結果として「目的」を果たすための「手段」として有効なものになれば問題が無いのだが、最近の風潮を見ていると、Twitterでキャンペーンやればそれがあたかも 魔法のように 劇的に売上が伸びますよ的な営業が多いように思う。
この点は自分自身も反省しなければならないところだ。
とは言え、お客様には
「とりあえず ホームページ作ってくれ」
的な要望があるのも事実。
これをいかに丸め込むか(言い方が悪いですがあせる)というのも、お客様のためなのかな。
時には、依頼された仕事や金額を減らしてでもお客様の目的達成のためのアドバイスをするのが正しい道なではないか?
零細個人事業主にはなかなか難しいところですが・・・

この記事を書いた人

ワラウカド