デジタル全盛だからこそアナログの”名刺”はこだわりを

名刺の注文をいただく際によく

「サンプルは無いの?」

というご質問をいただきます。

名刺に関しては個人情報が多く記載されていますので、ショップカード等多くの人が知りうる情報が書かれているものに関してはFacebookページのアルバム機能などを利用して公開を始めていますが、個人の物に関してはWebなどでの公開は控えさせていただいています。

とわいえ、見ていただかないとお話が進みませんので、過去の作品はスマートフォンに入れて持ち歩いています。

これはiPhone3G時代から行っていたのですが、当時はiPhoneのフォトアルバムには写真を入れるもの という認識が強く、名刺やポスターの作品集を入れて持ち歩いているだけでお客様に驚かれたものです。

ま、今となってはそのようなことは当たり前になってきたのかと思いますけど(笑)

名刺注文の流れとしては大きく分けると2通りあります。(あくまでもワラウカドでの場合です)

1つ目は 従来から使用している名刺のデザインなどはほとんど変更せず肩書や住所などを変更するというパターン。

2つ目は まるっきり0から新しくデザインを決めて名刺を作成するというパターン。

1つ目の方は現物がありますので、それをもとにしてデジタルデータ(おもにIllustrator形式)にして入稿するといった感じで比較的工数は少なくすむのですが、2つ目の「完全オリジナル名刺」となりますとなかなか・・・

というのもニュアンスを具現化するというのが非常に難しいのです。

最初のころは何件もサンプルを出してもご納得いただけないということが多々ありましたが、数をこなすにつれて、お客様の業種、性別、年齢といったものからある程度の「傾向」というのが出てくるのが解ってきました。

それからは、新規のお客様には作りたい名刺に関して次のことを挙げてもらうようにすることで比較的スムーズにデザインを決定することができています。

1.色

2.モチーフにしたい柄

3.全体の感じ

これにプラスして業種ごとの過去の作品をご覧いただき近いイメージの物をベースにオリジナルの物を作っていくという形にしています。

サンプルを用意して、名前と会社名・店名等を変更するだけの名刺作成なら非常に楽なんですが、デジタル全盛の世の中だからこそ、アナログな紙でできている名刺で個性を出してみてはいかがでしょ?

この記事を書いた人

ワラウカド